ゴミ収集の仕事内容を徹底解説。一日の流れ・必要な免許・働き方を転職検討者向けに整理

最終更新日:2026年04月24日

ゴミ収集 仕事内容
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「ゴミ収集の仕事に興味はあるけれど、実際にどんな作業をしていて、自分にも務まるのだろうか」。求人を見て興味を持ったものの、業務内容のイメージが具体的に湧かず、検索にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。屋外で体を動かす仕事、生活に欠かせない社会インフラを支える仕事として、ゴミ収集員は安定した需要のある職種です。一方で、扱うゴミの種類、雇用形態、必要な運転免許など、応募前に整理しておきたいポイントが意外と多いのも事実です。

この記事では、ゴミ収集の具体的な仕事内容と一日の流れを中心に、家庭系と事業系の違い、公務員直営と民間委託の働き方、必要な免許や資格までを、公的な情報に沿って中立に解説します。「自分に務まるかどうか」を判断するための実務情報パックとして読んでいただける構成です。読み終える頃には、応募するかどうかの判断軸と、求人票でチェックすべきポイントが整理できるはずです。

ゴミ収集の仕事とは:社会インフラを支える業務の全体像

ゴミ収集の仕事を一言でいうと、家庭や事業所から出されるゴミを所定のルートで回収し、清掃工場などの処理施設まで運搬する業務です。生活に密着しており、止めることのできない社会インフラを担う役割を持っています。

ゴミ収集の基本的な役割

ゴミ収集員の基本的な役割は、地域のゴミ集積所を回ってゴミを収集車に積み込み、それを清掃工場や中間処理施設へ搬入することです。厚生労働省の職業情報提供サイトでは、ごみ収集作業員は主に家庭から出る可燃ごみや不燃ごみなどを収集し、廃棄物処理場等の所定の場所に運搬する職業として紹介されています(※1)。

担当する地区とゴミの種類ごとに班に分かれ、2人から3人のグループが1台のごみ収集車に乗ってコースに沿って集積所を回るという体制が一般的です(※1)。一人で黙々とこなす作業ではなく、チームで連携しながら進める仕事だという点は、応募前に押さえておきたいポイントです。

業界の規模感と社会的意義

「ゴミ収集」と聞くと地域密着の小さな業務に感じられるかもしれませんが、業界の規模はとても大きいものです。環境省の一般廃棄物処理事業実態調査によれば、令和4年度のごみ総排出量は約4,034万トン、1人1日当たりのごみ排出量は880グラムと報告されています(※2)。日々これだけのゴミが排出されている以上、それを回収し、運搬する人手は社会に不可欠な存在です。

また、同調査では、ごみ収集について収集区分の一部または全部を有料化している市区町村が、生活系ごみに関しては全国の市区町村の8割を超えていることも示されています(※2)。地域によって収集ルールや有料化の状況が異なるという点は、求人を見るうえでも頭に入れておきたい背景です。

景気の波に左右されにくく、人々の暮らしがある限り需要が継続する点は、ゴミ収集の仕事を検討するうえで一つの安心材料になり得ます。なお、収集体制や民間委託の有無は自治体ごとに異なるため、全国どこでも同じ働き方とは言えない点には注意が必要です。

まとめ

ゴミ収集の仕事は、家庭や事業所から出るゴミを集積所で回収し、処理施設へ運搬する業務です。2人から3人のチームで1台の収集車を回す体制が一般的で、業界規模は年間4,000万トンを超える排出量を扱う社会インフラといえます。派手さはないものの、社会に必要とされ続ける仕事だというのが全体像のキーワードです。

ゴミ収集員の具体的な仕事内容と一日の流れ

ここからは、より具体的に「一日に何をしているのか」を分解していきます。結論から言えば、業務は「朝礼」「ルート収集」「処理施設への搬入」「車両整備や事務処理」という大きな流れに分けられます。

主な業務タスク

ゴミ収集員の業務は、単にゴミを積むだけではありません。厚生労働省の職業情報提供サイトの記述に沿って整理すると、主なタスクは次のようなものです(※1)。

  • 担当地区の集積所を巡回し、出されているゴミを収集車に積み込む
  • 集めたゴミを清掃工場や中間処理施設まで運搬し、搬入する
  • 分別ルールに沿っていないゴミがあれば、そのチェックや確認を行う
  • 使用したごみ収集車の清掃や日常点検を行う

ゴミの種類は、地域によって異なるものの、一般的には可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資源(びん、かん、古紙、プラスチック等)などに分けられ、可燃ごみは週2回から3回、不燃ごみ・粗大ごみ・資源は月1回から週1回程度の頻度で収集を行っている場合が多いとされています(※1)。曜日ごとに収集対象が変わるため、ルートとカレンダーを正確に把握しておくことが求められます。

一日のスケジュール例

一日の流れは事業所や自治体によって幅がありますが、典型的な家庭系ゴミ収集の場合のイメージを表にまとめます。あくまで一般的な例であり、深夜や早朝に行う地域もあるため、求人ごとに時間帯を確認する必要があります。

時間帯

作業内容

補足

始業時

出勤・朝礼・車両点検

当日のルートや注意点の共有

午前中

1回目のルート収集

担当エリアの集積所を巡回

午前後半

清掃工場等への搬入

計量・荷下ろし

昼前後

休憩

事業所や車内で取ることが多い

午後

2回目以降のルート収集と搬入

1日に複数回、施設へ往復することがある

終業前

車両洗浄・点検・日報処理

翌日に向けた準備

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、一人の作業員が1日に収集車5台から6台分のゴミを収集する場合もあると記載されています(※1)。短時間で集中的に体を動かし、午後の早い時間に作業の山場が終わるという働き方になりやすい仕事だと言えます。一方で、地域の事情によって作業量や勤務時間は変わるため、求人票の所定労働時間や残業の有無は必ず確認したいところです。

使用する車両・道具・装備

ゴミ収集の現場では、いわゆるパッカー車(塵芥収集車)と呼ばれる収集車が使われることが一般的です。そのほか、作業中の安全を守るための護身用品として、ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴などの装備が用いられます(※1)。

装備の必要性は、ゴミの中に鋭利な物や危険な物が混入している可能性があることを示しています。職業情報提供サイトでも、ごみの中には悪臭のするものや危険なものも含まれると記述されており、素手で気軽に扱う仕事ではありません(※1)。安全装備の着用ルールがしっかりしている事業所かどうかは、応募先を選ぶうえで大切な観点になります。

まとめ

一日の業務は、朝礼と点検から始まり、ルート収集、処理施設への搬入、車両整備という流れで進みます。チームで動き、装備をしっかり整えて作業する仕事であり、肉体労働の側面と段取り力の両方が求められます。短時間集中型の働き方になりやすいという特徴がある一方、地域や事業所による差は大きいので、勤務時間や作業量は個別に確認するのが安全です。

扱うゴミの種類で変わる仕事内容:家庭系・事業系・産業廃棄物

ひとくちに「ゴミ収集」と言っても、扱うゴミの種類によって仕事内容や必要な許可、雇用先が変わります。求人票を読むうえで、まず押さえておきたいのが「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の違い、そして一般廃棄物の中の「家庭系」と「事業系」の区分です。

家庭系一般廃棄物の収集

家庭から日常的に出るゴミは「家庭系一般廃棄物」に分類されます。ゴミ収集と聞いて多くの人がイメージする、住宅街の集積所から可燃ごみ、不燃ごみ、資源などを回収する業務は、ここに該当します。厚生労働省の職業情報提供サイトでも、ごみ収集作業員は主に家庭から出る可燃ごみや不燃ごみを収集する職業として紹介されています(※1)。

家庭系一般廃棄物の処理には、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)に基づき、市町村が責任を負っています(※3)。市町村が直営で収集している場合と、市町村が民間業者に委託している場合の両方があり、応募先がどちらに当たるかで雇用形態が変わります。

事業系一般廃棄物の収集

オフィスや店舗、飲食店などの事業活動から出るゴミでも、産業廃棄物に該当しないものは「事業系一般廃棄物」として一般廃棄物に含まれます。具体的には、紙くずや一般的な厨芥類などがイメージしやすい例です。

事業系一般廃棄物を業として収集・運搬するためには、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です(※3)。求人としては、契約している店舗や事業所のルート回収を担当する形が一般的で、家庭系よりも回収先1件あたりの量が多い、回収先との時間調整が必要、といった特徴が出やすいタイプの仕事です。

産業廃棄物収集運搬との違い

一方で、建設現場から出るがれきや、工場から出る汚泥、廃油などは「産業廃棄物」に分類されます。一般廃棄物と産業廃棄物では、廃棄物処理法上の制度区分が異なり、扱う品目や使用する車両も大きく変わります(※4)。

応募する側のイメージで言えば、住宅街を回って家庭ゴミを収集する仕事と、建設現場や工場を回って産業廃棄物を運ぶ仕事では、求められる知識や体力の質も、必要となる事業者側の許可も変わってきます。求人を見るときは、「どの種類のゴミを扱うのか」を必ず確認しましょう。

3つの区分を整理すると、次のようになります。

区分

主な対象物

主な依頼元

事業者に必要な主な許可

主な車両のイメージ

家庭系一般廃棄物

可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資源等

市町村(直営または委託)

市町村による委託、または一般廃棄物収集運搬業の許可

パッカー車

事業系一般廃棄物

紙くず、厨芥類等の事業系のごみ

店舗、オフィス、飲食店等

一般廃棄物収集運搬業の許可

パッカー車、平ボディ等

産業廃棄物

がれき、汚泥、廃油等

工場、建設現場、医療機関等

産業廃棄物収集運搬業の許可

ダンプ、専用車両等

許可は事業者側に求められるものであり、現場で作業する従業員個人が必ず取得しなければならないわけではありません。ただし、自分が応募する会社がどの許可を持っており何を扱っているかは、求人票や面接で確認しておくと安心です。

まとめ

ゴミ収集の仕事は、扱うゴミの種類によって「家庭系一般廃棄物」「事業系一般廃棄物」「産業廃棄物」の3つに大きく分けられます。求人を見る際は、まず「どの区分の仕事なのか」を確認することが、業務イメージのズレを防ぐ第一歩です。事業者側に必要な許可と、現場作業員に必要な条件を分けて理解することが大切です。

公務員直営と民間委託:雇用形態と制度的背景

ゴミ収集員として働く場合、雇用形態は大きく「自治体職員(公務員)」と「民間業者の社員」の2パターンに分かれます。この違いは、廃棄物処理法上の市町村の処理責任を背景にしています。

廃棄物処理法における市町村の処理責任

家庭から出る一般廃棄物の処理について、廃棄物処理法は市町村に責任を課しています。同法第6条の2では、市町村は一般廃棄物処理計画に従って、その区域内における一般廃棄物を生活環境の保全上支障が生じないうちに収集し、運搬し、処分しなければならないとされています(※3)。

つまり、地域の家庭ゴミを回収して処理することは、最終的には市町村の責任です。この責任を果たすために、市町村は自ら収集する(直営)、または条件を満たした民間業者に委託・許可するという仕組みを採っています。

民間委託・許可業者という選択肢

廃棄物処理法では、市町村以外の者が一般廃棄物の収集運搬を業として行う場合には、市町村長の許可を受けることが原則とされています(※3)。さらに、環境省の通知では、市町村以外の者に対する許可の運用について、「当該市町村による廃棄物の処理が困難であること」という要件の解釈や運用上の留意点が示されています(※4)。

このような制度のもと、家庭ゴミの収集は、市町村の直営、市町村からの委託、そして許可を受けた民間業者という形が併存しています。環境省の一般廃棄物処理事業実態調査でも、自治体ごとの処理体制や委託状況が継続的に公表されています(※5)。地域によって直営中心か、委託中心か、混合かは大きく異なり、全国どこでも同じ採用ルートとは言えません。

応募ルートの違い

応募する側から見ると、この制度の違いは「どこに応募するか」「採用試験の形が何か」に直結します。それぞれの違いを整理すると、次の表のようになります。

観点

公務員(自治体直営)

民間委託・許可業者

雇用主

市町村(地方自治体)

民間の収集運搬業者

採用ルート

自治体の職員採用試験(技能労務職等)

各社の求人への応募・面接

主な業務範囲

自治体が定める家庭系を中心とした収集

自治体委託のほか、事業系の契約先回収など多様

確認したいポイント

採用区分・募集タイミング・受験資格

担当エリア・収集対象・勤務時間・運転業務の有無

公務員ルートは安定性のイメージを持たれることが多いですが、自治体によって採用枠の有無や時期が大きく異なり、必ず募集があるとは限りません。一方、民間ルートは年間を通じた募集が比較的見つけやすく、未経験者向けの求人も含めて選択肢が広いという特徴があります。どちらが優れているという話ではなく、自分の住む地域でどの選択肢があり、どの条件を満たせるかが判断のカギになります。

なお、担当エリアが広い事業者の場合、収集ルートによっては移動距離が長くなることもあります。通勤圏や日々の移動範囲は、求人票や面接で具体的に確認しておくと安心です。

まとめ

ゴミ収集員の働き方は、廃棄物処理法上の市町村責任を背景に、公務員直営と民間委託・許可業者の2系統に分かれます。応募ルートも採用基準も異なり、地域ごとに状況が大きく違うため、まずは自分の居住エリアでどちらの選択肢があるかを調べることが第一歩です。年収や待遇は地域・自治体・事業者によって異なるため、「公務員だから高い」「民間だから低い」と一概には言えない点に注意してください。

必要な運転免許と資格:応募前に確認すべき条件

ゴミ収集の求人を見るときに最もつまずきやすいのが、「自分の免許でどの仕事に応募できるのか」という点です。結論から言うと、運転担当を希望する場合は、運転する車両の総重量に応じた免許が必要で、普通免許でも応募可能な収集作業員(助手)としての求人もあります。

普通免許で運転できる範囲(取得時期による違い)

普通免許で運転できる範囲は、免許を取得した時期によって異なります。警視庁の解説によれば、平成29年(2017年)3月12日から、車両総重量3.5トン以上7.5トン未満等の自動車を運転するための「準中型免許」が新設されました(※6)。

この制度改正によって、現在の普通免許で運転できるのは原則として車両総重量3.5トン未満の自動車となっています。一方で、改正前に普通免許を取得していた人は、取得時期に応じて以前の運転範囲が条件付きで認められる仕組みになっています(※6)。自分の免許で乗れる車両は、免許証の条件欄を確認するのが確実です。

準中型免許・中型免許で運転できる範囲

ゴミ収集で使われるパッカー車は、車種によってサイズが幅広く、車両総重量が普通免許の範囲を超えるケースが少なくありません。準中型免許は車両総重量3.5トン以上7.5トン未満等の自動車を運転対象としており、中型免許はさらに大きな貨物自動車に対応する区分です(※6)。

街中で見かける小型のパッカー車のうち、車両総重量が3.5トンを超えるものは、現在の普通免許だけでは運転できません。求人票で「要:準中型免許」「要:中型免許」と書かれている場合は、その免許がないと運転担当としては応募できない、ということになります。

免許区分と運転対象を整理すると、次の表のようになります。

免許区分

運転対象車両のイメージ

補足

現在の普通免許(2017年3月12日以降取得)

車両総重量3.5トン未満の自動車

大型のパッカー車には基本的に対応しない

準中型免許(2017年3月12日新設)

車両総重量3.5トン以上7.5トン未満等の自動車

取得歴がなくても所定の条件で取得可能

中型免許

より大きな貨物自動車

一定の運転経験等が前提

具体的に何トンの車両を扱うかは事業所によって異なりますので、準中型が必須なのか、普通免許でも応募可能かは、求人票に明記されているかを必ず確認してください。

助手としての応募と運転手としての応募

ゴミ収集員の求人を見ると、「免許不要」「普通免許でOK」「要:準中型」など、応募条件にバリエーションがあります。これは、運転を担当する人と、後ろから乗り降りしてゴミを積み込む作業員(助手)が役割分担されているケースが多いためです。2人から3人のチーム制が一般的なのは、すでに見たとおりです(※1)。

つまり、運転をしない作業員ポジションであれば、必ずしも準中型免許や中型免許がなくても応募できる場合があります。一方で、運転手として応募し、役割を広げていきたい場合は、必要な免許の取得を視野に入れることになります。事業所によっては、入社後の免許取得を支援する仕組みを持つところもあるため、求人票や面接でその有無を確認すると、選択肢が広がりやすくなります。

なお、運転に必要な「個人の運転免許」と、事業者側に必要な「廃棄物処理法上の業務許可」は別物です。前者は応募者本人の条件、後者は事業者の条件であり、ここを混同しないように整理しておくと、応募先の評価がしやすくなります。

まとめ

運転担当を希望する場合は、扱う車両の総重量に応じた運転免許が必要で、現行の普通免許では大型のパッカー車を運転できないケースがあります。一方、運転を伴わない作業員としての求人もあり、普通免許や免許不要で応募できる場合もあります。免許制度は2017年3月12日の改正で区分が変わっているため、自分の免許でどの車両まで運転できるかは、免許証と求人票の条件欄を必ず照合してください。

ゴミ収集の仕事に向いている人と、応募前のセルフチェック

ここまで読んで、自分にもできそうだと感じる方も、やはりハードルが高そうだと感じる方もいると思います。ここでは、ゴミ収集の仕事に向いている人の傾向と、応募前に自分で確認しておきたいポイントを整理します。

向いている人の傾向

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、ごみ収集作業員はチームで決まったルートを巡回し、収集車を共有して作業を進める職業として紹介されています(※1)。ここから読み取れる「向いている人」の傾向は、おおむね次のようなものです。

  • 屋外で体を動かす仕事に抵抗がない人
  • 早起きや時間管理が比較的得意な人
  • 段取りやルートを覚えるのが好きな人
  • チームで連携して作業することが苦にならない人
  • 地域社会に直接役立つ仕事にやりがいを感じやすい人

ここで挙げた要素は、あくまで傾向です。当てはまらない項目があるからといって、応募できないわけではありません。事前に確認しておきたい点として、判断材料に使うのが現実的です。

応募前セルフチェックリスト

応募ボタンを押す前に、自分の状況と希望を簡単にチェックしてみましょう。

  • 屋外作業(夏の暑さ、冬の寒さ、雨天)に対応できるか
  • 早朝勤務や夜間勤務への対応が可能か
  • 一定の体力を必要とする作業(持ち上げや積み込み)に取り組めるか
  • ゴミに含まれる悪臭や危険物の可能性を理解しているか
  • チームで2人から3人のグループ作業を続けられるか
  • 自分の住むエリアに、応募できる雇用形態(直営、委託、民間)があるか
  • 自分の運転免許で、応募先の車両を運転できるか(または運転不要のポジションか)

すべてに「YES」と言える必要はありません。気になる項目があれば、面接や問い合わせの段階で確認することで、入社後のミスマッチを減らしやすくなります。

求人票で確認すべきポイント

求人票の段階では、次の項目を意識的に読み込んでおくと、判断がしやすくなります。

  • 雇用主:自治体か、民間業者か、委託先か
  • 扱うゴミ:家庭系か、事業系か、産業廃棄物か
  • 担当エリア:通勤圏内か、長距離移動の有無があるか
  • 勤務時間:日勤か、早朝・夜間か、休日体制はどうか
  • 必要免許:普通免許で可か、準中型・中型が必須か
  • 役割:運転担当か、収集作業員(助手)か
  • 装備や安全対策:護身用品、研修、教育の有無
  • 入社後の支援:免許取得支援、未経験者向けの研修

これらは、地域や事業者によって大きく差が出るため、全国一律ではない前提で確認することが大切です。複数の求人を比較すると、自分の希望に近い条件が見えてきます。

まとめ

ゴミ収集の仕事に向いている人の傾向は、屋外作業に抵抗がなく、チームで段取りよく動ける人と整理できます。応募前のセルフチェックと、求人票の読み込みポイントを押さえておくことで、入社後のギャップを抑えやすくなります。合うか合わないかを一人で抱え込まず、判断材料を順番に潰していくことが、納得のいく応募につながります。

まとめ:ゴミ収集の仕事を理解した上で次の一歩へ

ここまで、ゴミ収集の仕事内容、一日の流れ、家庭系・事業系・産業廃棄物の区分、公務員直営と民間委託の違い、必要な運転免許までを順に整理してきました。要点を振り返ると、次のようになります。

  • ゴミ収集は、家庭や事業所のゴミを集積所から処理施設へ運ぶ社会インフラ業務である
  • 業務はチーム制で進み、朝礼から車両洗浄まで一連の流れに沿って動く
  • 扱うゴミの種類によって、家庭系・事業系・産業廃棄物の区分があり、求人によって担当領域が変わる
  • 雇用形態は公務員直営と民間委託・許可業者の2系統に分かれ、地域差が大きい
  • 運転担当を希望する場合は、扱う車両に応じた運転免許が必要で、普通免許で応募できる作業員枠もある

ゴミ収集の仕事は、派手さはないものの、社会に必要とされ続ける仕事です。一方で、地域、雇用形態、扱うゴミ、必要な免許など、確認すべき条件は意外と多く、独力で求人を選ぶのが難しいと感じる場面もあるかもしれません。

そのようなときに頼れる選択肢の一つが、ドライバー職に詳しいキャリアアドバイザーが在籍する転職支援サービスです。『GOジョブ』は、ドライバー職に知見のあるキャリアアドバイザーが求人紹介、選考アドバイス、面接設定までを行う転職支援サービスで、タクシーアプリ『GO』を提供するGO株式会社グループのGOジョブ株式会社が運営しています。ドライバー領域の知見を背景に、自分の免許や希望条件に合う仕事を一緒に整理してもらえる点は、初めての転職や業界未経験の場合に検討してみる価値があります。

まずはこの記事のセルフチェックと求人票の読み方を手元に置いて、自分が納得できる条件をひとつずつ確認していきましょう。情報を整理した上で動き出すことが、後悔の少ない転職への近道になります。

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参考情報 ※1 出典:厚生労働省 職業情報提供サイト job tag「ごみ収集作業員」 リンク:一次情報ページ 該当箇所:ごみ収集作業員 職業詳細ページ ※2 出典:環境省 一般廃棄物処理事業実態調査の結果(令和4年度) リンク:一次情報ページ 該当箇所:本文 概要・統計部分 ※3 出典:e-Gov法令検索 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 リンク:一次情報ページ 該当箇所:第6条の2、第7条 ※4 出典:環境省 一般廃棄物処理業者の許可要件に関する通知 リンク:一次情報ページ 該当箇所:許可要件解説 ※5 出典:環境省 一般廃棄物処理実態調査 結果ページ リンク:一次情報ページ 該当箇所:年度別調査結果一覧 ※6 出典:警視庁 準中型自動車・準中型免許の新設について リンク:一次情報ページ 該当箇所:免許区分解説